だらり100名城めぐり

だらだらと日本100名城めぐりします

番外グルメ編/夢の鳥もつ煮

山中城を見終えて本日の訪城はここまで。

翌日に備え、甲府城近くのホテルに予約を入れたため静岡県三島市から山梨県甲府市まで移動です。

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ナビでは3つのルートが出ていて、何となくで一番近そうな新東名から中央道へ抜けるルートを選択。が、これが大失敗で御殿場IC出口がとんでもない大渋滞(||´ロ`)。そうはいってもあとの祭りなので、カメラがいかれて落ち込んだまま車を走らせ、3時間以上かかってようやくホテルに到着( ´Д`)=3。

カメラの件と渋滞のダブルパンチでだいぶ凹んでましたが、それでも人間腹は減るもので甲府に来たら是非食べたいと思っていたのが、以前テレビで見かけた「甲府鳥もつ煮」。ホテルに荷物を降ろし、旨いもので気分入れ替えようと早速夕飯に出掛けました。

 

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ホテルから徒歩5分の場所にある「奥藤本店 甲府駅前店」。2010年のB-1グランプリで優勝したのが甲府鳥もつ煮とのことで、奥藤本店さんのサイトにもあるようにこのお店が発祥らしく期待が高まります。

席についてメニューにあった「甲府鳥もつセット」で冷たい蕎麦を注文し、オーダーから10分ほどして目の前に到着。鳥もつのテリテリ加減が食欲をそそります、うまそ。(当然スマホで撮った鳥もつ煮です…)

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で、肝心の味の方は予想通り間違いない味。…が、ある意味予想を超えることはありませんでしたw

昔よくお袋にこれと似たものを作ってもらった覚えがあるのですが、当時スーパーには鳥レバーはあっても鳥ハツ(心臓)があまり置いてなかったようで、大好物だったのにいつも食べれる代物ではありませんでした。そういった過去の思い出が拍車をかけて、味までもだいぶ美化されてしまっていたようです(^_^;)

 

ともかく、普通にB級らしく美味しくてご飯がすすむことに間違いはないので、鳥もつ煮をスマホに収めたあと独りその味に納得しながら食事をしていると、ふと隣りの方から視線を感じて、歳の頃なら30代前半の一見松下奈緒風の髪の長いOLさんらしき方と目が合いました。

旅の高揚感もあってか自然と笑顔を向けるとその女性もニッコリと微笑んで「ご旅行ですか?」と少し遠慮がちに話しかけてきました。多少びっくりしましたがここは大人の振る舞いをみせねばと「ええ、100名城めぐりで、明日は山梨の城をひとりでめぐる予定なんです」と答えると、彼女は驚いたように「えぇ!私もなんです!実は今日仕事で、少し早く終わらせて東京から電車で来たんです」とのこと。どうやら、これまで行く城行く城見かけるのは自分と同じようなひとり旅風のムサい野郎ばかりで、あんなのは都市伝説に違いないと思っていた、いわゆる「城ガール」さんに初めて遭遇したのでした。

聞くと彼女もまだ城めぐりを始めたばかりで、ここ甲府城も6城目とのこと。そのあとはお互いの仕事の話しや、めぐってきた城の話しにこれからの登城予定など城談義に花が咲いて盛り上がり、結局これも何かの縁だし明日は甲府城武田氏館を一緒にめぐりましょういうことに。また、宿は自分が泊まるビジネスホテルのすぐ隣りのホテルだという事で、明日の予定も決めないといけないし、せっかくならもう少し話しましょうと彼女が泊まる部屋で飲み直しになんてことが一切あるわけもなく、ほぼカップルか家族連れで賑わう店内でひとり淡々と食事を済ませ、お勘定してホテル帰って風呂入って歯磨いてとっとと寝ました。 

 

 

…夢の話しです。まだ寝てないけど夢オチです。

明日も城メグラーの朝は早い。

 

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