だらり100名城めぐり

だらだらと日本100名城めぐりします

番外編/大垣城(オンリーワン編)

2日目14時50分。

「小さい城や大きな城  ひーとつとしーてー同じものーはな~いから♪」ということで大垣城

個人的に下見板張りの黒い天守がカッコよくて好みなのですが(写真は岡山城

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"Okayama castle01s3200" by 663highland - 663highland. Licensed under CC 表示 2.5 via ウィキメディア・コモンズ.

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石灰による白漆喰の塗籠も洗練された優雅さがあり、それはそれで大好きです(どっちやねん)。

一般に石垣は、花崗岩安山岩が用いられるのですが、大垣城天守台の石垣には全国的にも珍しい石灰岩が使われており、ここもちょっと白っぽい。

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野面積みで積まれた石灰岩の石のほとんどは、大垣城の北西約4㎞にある美濃赤坂の金生山から切り出され、近郊の杭瀬川を利用し舟で大垣城まで運ばれたそうです。

金生山は今から2億5000万年前、地殻変動で海底が隆起してできた山で、全山が古生物の堆積による石灰岩でてきています。つまり、大垣城の石垣は古生物の化石の宝庫ということですね。ここが大変珍しいところです。石垣のあちこちに、フズリナ、サンゴ、ウミユリ、ペレロホン、シカマイア・・・といった化石が見られます。「お城の石垣で化石ウオッチング」・・・なんてこともできますよ。引用:財団からのお知らせ/公益財団法人大垣市文化事業団

ということで、石灰岩を使った石垣は国内でおーんりーわ~んではないかもしれませんが、化石が見れるのは大変珍しいと思います。どうだ松江城( ・ิω・ิ)

とりあえず正面へ戻って、天守入口方向へ(これは振り返って東門をみたところ)。

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正直いうと、ほぼ天守しか見てないので話しが広がらないのですよね(-_-;) 

一応撮った「東埋門跡」。の掲示板w

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やっぱり天守の写真に戻ります。

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元々大垣城天守は、1596年(慶長元年)頃に城主 伊藤祐盛が築いた際は望楼型の3重天守とだったといわれています。その後、関ケ原の戦い後の1620年(元和6年)に、家康の甥である松平忠良によって層塔型の4重4階に改修されました。 

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この「4重4階」というのも実は大変珍しく、大垣城の他には愛媛県の大洲城のみ。

参照:財団からのお知らせ/公益財団法人大垣市文化事業団

というのもその理由として国内に4重天守がほとんどないのは、よく言われるあれです。「4」は「死」に通じて縁起が悪いとかいうやつです。※ただし縁起を担ぐようになるのはずっと後世からという説も。

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実はこの「4」って数字、自分のラッキーナンバーなんですよねー(-_-)。

宝くじでも銭湯のロッカーでもなにか数字を選べと言われれば必ず4を選ぶし、仕事でも訪問した客先がビルの4階だったりすると俄然やる気が出たりします。なぜ好きになったかは、小学生くらいの頃に「4」は「死」に通じて縁起が悪いと友だちみんなが敬遠していたので、自分はそんなのあるかボケェとひねくれた子供だったので、逆に好きな数字になりました。

そんな自分のナンバー人生に一筋の光明を射し、その生き方を肯定してくれたのがこの曲。

YUIMETALとMOAMETALが作詞作曲し、普段はスクリーム&ダンスの2人がこの曲になるとBLACK BABY METALとなって歌う「4の歌」。

4は死ぬじゃなく幸せの4であり、ときには失敗の4であり世直しの4でもあり、おいCの4であって、喜びの4なのDeath!

そしてボーカルであるSU-METALがインタビューで言うセリフは「私たちはナンバーワンじゃなくてオンリーワンの道を追求していく」なのDeath! 決してゆとりじゃないDeath!

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久々に城以外の話ししたら、なんかスッキリした。

ということで大垣城石灰岩」&「4重4階」と珍しいの二乗で、ほぼオンリーワンだよねというお話でしたm(__)m。次こそは天守内へ進みます。

 

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