012城目 25/甲府城(完結編)
今回は本当です。これで完結ですm(_ _)m
数寄屋曲輪の石段をくだり、振り返って紅葉を堪能。
スマホじゃなく一眼レフでもっとガンガン撮りたかった(´д⊂)…けどスマホで撮ったからまだ見られる絵になってるのかなとも思ったりしてw
イベント設営中の自由広場脇には、石垣の石を切り出していたと思われる「石切場跡」がありました。
先へ進み上を見上げると、稲荷曲輪門が見えます。
下段の腰曲輪の石垣、稲荷曲輪門から繋がる天守曲輪の石垣、そして最上段が天守台石垣と、3つ並んだ石垣ショット。門そっちのけw
甲府城では享保12年(1727年)に火災があり城内の主要な建物が焼失。しかし稲荷曲輪門は火災を免れ明治初年まで現存していましたが、その後の廃城時に取り壊しの憂き目に。現在の門は1999年に復元されました。狭い門なので見映えがしませんが、この狭さが敵を通りづらくさせる実用的な目的を備えています。
そして門を抜けると、さきほどまでいた稲荷曲輪に逆戻り。
朝から歩き通しだったため曲輪内の東屋で小休止し、何本もの松をたたえた稲荷曲輪からの景色をカメラに収め、最後甲府城の石垣をのんびりと眺めて過ごしました。この頃すでに最初の気負い込みはどこへやらで、甲府城を周りきったことにひとりで充足感いっぱいに。ブログももうちょっと壮大な感じにするつもりだったのですが、導入時なにかを期待させつつも結局はいつものグダグダな感じになってしまいましたw。あぁ~近藤さん土方さん板垣さん、おかげさまでいま自分の身の回りはめいっぱい平和です(´ー`)
あ、そうそうスタンプ。最初の遊亀橋を渡ってすぐ左に公園管理事務所があり(朝寄ったときは早くてまだ開いてませんでした)、帰りそこへ寄ってスタンプ押したのですが、結局そこも普通のゴム印でしたw
甲府城をあとにし、このあとは例の場所へ。
甲府城の道向かいに建つ、防災新館。行く際に場所の詳細をビル入口にいた警備員の方に尋ねたのですが、ちょっと自信なさげなお応えがw。でも掲示板にも書いてあるしB1にちゃんとあるはず。
ここまで廊下でもエレベータでも、誰にも会わずで地下1階「甲府城石垣展示室」に到着。外からみると室内は真っ暗だが、自動ドアが開けば内部照明がつく仕組み。予習済みですw
そして、石垣のある静寂の世界。
無音。ただただ無音。城めぐりで歴史を旅するのとはまた違った異空間の世界がひろがる。
そして眠くなるw
石垣展示室は、旧甲府城敷地内に建つ防災新館建設時に発掘された石垣を保存・復元展示した施設です(セルフの説明VTRもありました)。詳細知りたい方はあきおうマスターのサイトでお願いしますm(_ _)m
甲府城(20141124):戦国幕末妄想度★★★★★ ※石垣&紅葉コラボ度★★★★★(意味不明w)
近藤土方の甲陽鎮撫隊が叶わなかった訪城を自分が果たし、自己満足の極みに達す。また時が止まったままの人工物である高石垣と、いまを生きる自然の樹木とのコラボが素晴らしく紅葉に開眼。今回は事前の下調べもなくたまたま紅葉が綺麗な甲府城を訪れることが出来たが、来年のこの時期は紅葉のシャッターチャンスも狙い定めて城めぐりしたい。その名も「紅葉写真部隊」。最後ダジャレw。そして年明けから息巻いて過去最長の6編にもなってしまい重ねて申し訳ありませんでした( ;´Д`)
※最後に、甲府からの帰りに勝沼古戦場跡に立ち寄ろうと思ったのですが、中央道が渋滞して時間に余裕が無くあえなく断念。代わりに「新日本風土記アーカイブス みちしる」からの映像をリンクしときます。