020城目 39/岐阜城(サクサク移動編)
2日目11時33分。
やはり午前中に犬山城で時間を使いすぎた感があったので、午後はなるべくサクサクと動きます。最寄り駅は「名鉄岐阜」駅または「JR岐阜」駅になり、そこからバスで移動です。
岐阜を訪れる前、清洲の信長がゴールドクロスを纏う信長になったと小耳にはさんだので、新鵜沼で名鉄からJRに乗り換えました(別段、名鉄岐阜駅からもJR岐阜駅まで歩けるけど)。
約30分ほどでJR岐阜駅に到着です。
北口駅前はやたらと立派に整備されたバスターミナルがあり、「信長ゆめ広場」なる場所にゴールド信長がいるらしいので早速降りてみると、奥の方にキラキラした姿ですぐ目につきました。近くで見てきます。
サンクチュアリで十二宮を守護する黄金聖闘士のうち最強の聖闘士。第七感であるセブンセンシズに目覚め、マッハ90万弱の拳を繰り出し、サイコキネシスとテレポーテーションが得意。
間違えました、これはアリエスのムウでした。
清洲守護代配下の清洲三奉行から下克上でのし上がった最強の戦国大名。第六天魔王を自称し天下布武に目覚め、鉄砲三段撃ちを繰り出し、焼き討ちとあだ名を付けることが得意。
右手に種子島鉄砲、左手に西洋兜をたずさえたマント姿の信長像は、岐阜市制120周年記念で2009年に建立されものだそうです。台座までが約8mとだいぶ高いところに建っているのでさほど大きくは見えないのですが、像自体は約3mの高さがあり、金箔3層張りでその制作費は3,000万円とのこと。参考:岐阜駅前に黄金の信長像 マント羽織り、火縄銃 - 47NEWS(よんななニュース) でも造形は、アリエスのムウ(12,000円)の方が上だな…。
話しを戻して、信長像を目印にすると岐阜城へと向かう「岐阜公園歴史博物館前」行きのバスは赤矢印のところ。12、13番乗り場から発車します。
引用:金華山ロープウェー
駅から15分ほど走って目的のバス停に到着。
近くにあった案内図を確認して岐阜公園へ向かい、徒歩で5分もかからず公園入口に。
そのままずんずんと真っ直ぐ歩いて、岐阜城へと向かうロープウェー乗り場へと進んでいきます。
途中、“長良川と一豊を愛した 伴侶の鏡 千代を讃える”と刻まれた「山内一豊と千代 婚礼の地」の石碑が唐突に現れました。やはりかつての大河ドラマ「功名が辻」にちなんで建てられたようです。以下省略。
岐阜公園と金華山の山頂駅を約3分で結ぶ「金華山ロープウェー」の建物。
ちなみに「岐阜」と名付けたのは誰であろう信長。はるか昔に信長の野望で知りました。
岐阜城改名 投稿者 unbrightable
歴史好きからすると、この地の名前は信長が改名する前に稲葉氏、斎藤氏が支配していた頃の「稲葉山」の方がしっくりくるのですが、地元からすればやはり滅ぼされた名前ですし(ちょっと地味だし)、やはりハデな感じのする金華山の方がいいんですよね… 参考:金華山の名前の由来が載った資料はないか。レファレンス協同データベース
平日は15分間隔、日曜祝日は10分間隔で発車するのでちょっと待ってればすぐ来ます。
ロープウェーに乗り込んでぐんぐんと上がっていく途中、岐阜公園のランドマークである朱塗りの三重塔が、老朽化に伴い解体修理中となっていました。
大正天皇の即位を記念し岐阜市が市民の寄付をもとに1917年(大正6年)に建てたものなので既に100年近く経ち、国の登録有形文化財にもなっています。修復工期は約3年で修復前はこんな感じ。参考:岐阜公園三重塔 文化遺産オンライン
"3-storied Pagoda in Gifu Park 1" by Hide-sp - Hide-sp's file. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
日中よく晴れていたので、山腹からも岐阜の山並みがよく見渡せます。
ほどなく山頂駅に到着しました。
ちなみに、この場所までは麓から幾つかの遊歩道が整備されており、ロープウェーでなくても登山道やハイキングコースを使って登ることも出来ます。歩きながら自然を楽しみつつ往時の人々の苦労を体感したい方はぜひ。登山道参考:岐阜市自然ふれあい地域ビジョンポータル - 金華山辞典 自分、城好きだけど山歩きは苦手なのでパス。
※記事ストック無しでGW突入し、城めぐりじゃない野暮用あるためちょっと更新滞りますm(__)m