016城目 41/駿府城(東御門編)
自分で影武者持ち出しといてなんですが、前回の勢いを引きずるとやっぱり訳わかんなくなりそうなので一旦仕切りなおします。フワッとした感じでやります。やらせてくださいm(_ _)m
東御門橋を渡り、駿府城内へ。
この「東御門」は二ノ丸の東に位置する主要な出入口。橋を渡って高麗門と、二ノ丸へ続く櫓門、南西に渡る多門櫓で構成された枡形門です。
家康没後の1635年(寛永12年)に、またも火災によって天守・本丸御殿・巽櫓などとともに焼失されますが、1638年(寛永15年)に再建されました。現在のものは再建時の姿を目指して1996年(平成8年)に復元されており、東御門および巽櫓の内部が資料館になっています。
一寸の隙間もない切込み接ぎ。石垣の表面にはハツリと呼ばれる化粧仕上げがされています。江戸城にも見られたけど、やっぱ将軍の城は「カネかけてんぞー」って見せるのがデフォなのでしょうか。この復元石垣は今も職人さんの手加工なのかな…すごく大変そう。
掛川城の四足門同様に、こちらも櫓門前には正月飾りが準備されていました。
いや、ぶっとい梁だわー(゚д゚)さすがの天下普請。
櫓門を抜けて1枚。広角レンズ効果で瓦屋根がギュゥウィィーンってなってるのが写真的にいいんだか悪いんだか判りませんが、なんか面白い(^_^;)
あとでこの中を見学します。
当初駿府城跡は「駿府公園」として親しまれていましたが、城郭イメージを名称に盛り込むことにより文化遺産の意識を深め、歴史的価値を全国に発信していくことを目指して2012年4月1日より「駿府城公園」と名称変更したそうです。
いま全国でこういった例があるような気がします。昔は『「城」ってやっぱ古臭いし流行んないよねー』みたいな感じで敬遠されてたのでしょうか。城ブームを背景に徐々に見直されてきたのだと思いますが、解りやすくてよいことだと思います。
入ってすぐのところに本丸堀。3重の堀のうち、本丸を囲む一番内側の堀になり江戸時代には深さ5mあったとのこと。
出典:www.sengoku-shizuoka.com
発掘調査により復元されましたが、この一角だけ四角形に水をたたえているので、内堀というよりは釣り堀に見えますw いまこんな感じで進んでますんで。
大御所の城だけあってそこそこに広いんですが見るべきものは限られています。まずは東御門・巽櫓の中を見学してきます( ´ー`)
※前のがはてなキーワードリンクに色付いてガチャガチャするんで、またテーマ変えました。すみません…